(2021年9月5日)
山口市の道の駅「仁保の郷」に設置されているストリートピアノ。
そこで毎週行われるミニコンサートに出演させていただきました。
ストピに触れるのは今回が初めてだったのですが、自分の経験してきた本番とは一味違う感覚でした。
お客さんとの距離感が近い。距離ではなく距離”感”です。スーツではなくカジュアルな服装で弾きましたし、音楽ホールではなく周りの環境音が普通に聞こえる自由な空間です。
伝統的なクラシック音楽のコンサートスタイルというのは特有の真面目な固い雰囲気が漂うものです。
コンサートの成功のためにステージも服装もフォーマルなものにセッティングすることで、ある種の特別な空間が成立するのです。
しかしストピのようなスタイルだとそういった性格が薄れて、より演奏者と聞き手の心理的な距離が縮まったように感じました。
ここでいう距離感というのは敬意が介在しているからこそ生まれる必然的なものですから、遠いから悪い/近いほうが良いというものではないでしょう。どちらのスタイルも良いですよね(*’ω’*)b
また機会があれば弾きたいです!
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